TSI BRAND INTERVIEW 「JUSGLITTY」
  • ジャスグリッティ―
  • 2018.02.28
Fashion Capital

TSIホールディングスが展開するブランドをクローズアップ。今回は、昨年デビューから10周年を迎えた㈱アルページュの「ジャスグリッティー(以下、JUS)」をご紹介します。

― 洗練された上質な存在感が魅力 ―

| 「JUS」とは?
佐々木 オンもオフも輝きたい女性に向けて、大人レディのきちんと感は残しつつ、かわいらしさを忘れない、リッチ感のあるワンランク上の着こなしを提案するブランドです。イメージするターゲット層は25歳以上の女性で、実際に20代後半から30代前半の働く女性の方に多く利用頂いています。
村上 現在、直営13店舗と自社オンラインサイトを含む「アルページュストーリー」6店舗で展開しています。特に集客が多いのは有楽町マルイ店です。


| 支持されるテイストやアイテムについて
佐々木
 オフィスメインだとかっちりしすぎるので、パールやビジュー使いなどのエッセンスを盛り込むことで、ただの通勤着ではなく大人のかわいらしさをプラスしています。お仕事でバリバリ活躍されているお客様が多いので、きちんと感は大事な要素です。丈感や肌の露出の度合いは年齢やシーンを配慮しつつ、自社内の他ブランドとは差別化しながら表現しています。
村上 特にスカートは強みです。通勤に使えるベーシックなデザインから、デートや週末のお出かけにも使えるかわいらしい柄モノまで、コーディネートの幅を利かせながらバランス良く取り揃えています。得意とするディテールも、レースのカットワークひとつ取っても甘すぎない絶妙な加減を施しています。オリジナルプリントも人気で、女性らしさが華やぐニュアンスに定評があります。
佐々木 カラーもオリジナルの発色にこだわっており、色合いを追求するなど、他ブランドに出回っていないそのJUSらしさがお客様に支持されています。

| 一気通貫したチームワーク

佐々木 私は販売経験を経てプレスになりましたが、店頭の声の大切さを改めて感じています。お客様に一番近い存在はショップスタッフであり、その声の一つひとつはフィードバックされるので、課題もより明確になります。
村上 店長、マネージャー、企画、営業、生産、プレスなど、各担当者全員で週イチで会議を行ない、意見交換を重ねながら情報を共有していますね。企画チームは「どれが売れそう?」「どの生地がいい?」など、参加型で店長たちの意見を積極的に取り入れてくれます。その声がちゃんと商品に反映されるので、店頭も責任を持って売上につなげたいという思いとても強く、その姿勢は接客にも表れています。
佐々木 JUSチームは距離感が近く、それぞれが現況を伝えてくれるので、業務がスムーズに運べる秘訣はこのコミュニケーションなのだと思います。


| プロモーションについて
佐々木
新たなモデル起用にチャレンジすることで、ブランドに触れて頂く間口が広がったと感じています。月イチで配信する「Web album」はお客様への定着を実感しており、このツールに限らず店頭とWebが連動したプロモーションは今後も重要ですし、継続していきたいと思っています。ブログやメルマガは、速報性を重視しています。生産チームからのリアルな入荷情報をもとに配信し、今何を売るべきかという連携は各所で取れています。
村上 プレスからの媒体情報は、店頭も常に把握しているので、実際に自分たちも着用して売って行こうという、より高い意識で臨んでいます。雑誌だけでなく、タレントの番組着用やインスタ紹介においても反響があります。

| 今後に向けて
村上
 昨年、ブランド設立10周年を迎えました。リアルターゲットである20代半ばの頃から、今もなおご愛用頂いているお客様もいらっしゃいます。その気持ちも大切にしつつ、またJUSに憧れをいだく新たなお客様も取り入れながら、一人でも多くのお客様により長く愛されるブランドであるよう、さらなる認知度の向上に努めていきたいと思います。
佐々木 PRにおいても同じことだけを行なっていては進化しないので、新しいコトへの挑戦も必要です。紙媒体だけにこだわらず、Webにおいても新たな試みを積極的に取り入れ、お客様に飽きられないよう鮮度を意識しながら動いていければと感じています。JUSの可能性を広げられるよう柔軟に挑戦していきたいです。


「JUSGLITTY」 http://jusglitty.jp

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