小松基地航空祭2022レポート
  • アヴィレックス
  • 2022.09.27
Street & Culture

2022年1月に、精鋭のトップパイロットで組織されるアグレッサー部隊の隊長である田中1等空佐が搭乗する機体が墜落するという悲しい事故がありましたが、田中JOE隊長が繋いでくださったご縁で3年ぶりに開催になった「小松基地航空祭2022」にAVIREXが初めてブースを出店しました。

コロナ感染拡大の影響で3年間、中止されてきましたが、今年は抽選によって今までの半分の入場者数に絞り、飲食ブースの出店は無しという条件で開催が実現しました。
公正を期すため、販売ブースの出店も抽選でしたが、何とか無事に当選し、出店に向けて前日の夜に小松市に入りました。出店者は当日の朝4時~5時の間に基地内に入らないと締め出しという厳しさで、寝る間もなく日の出前に基地に入るという強行スケジュールでした。

当日は台風14号が接近していて前日までハラハラドキドキしていましたが、幸い小松市への影響は全くなく、無風快晴という絶好のイベント日和になりました。
航空祭は9時~13時という予定でしたが、朝6時には各ゲートに数千人が並んでしまい、急遽、6時40分の開場となりました。

今回の航空祭では小松基地所属の303、306飛行隊、アグレッサー部隊、救難隊の飛行に加えて、ブルーインパルスのアクロバットフライトなどが行われました。






アグレッサー(飛行教導群)部隊は、訓練の仮想適役となる部隊で、区別しやすいよう各F-15にそれぞれ異なる独特の模様が描かれています。2022年9月現在、8機のF-15DJが配備されています。

さらに今回の航空祭の目玉は、映画「トップガン マーヴェリック」と公式にコラボした機体です。トム・クルーズ演じるマーヴェリックがトップガンに帰ってきて教官を務める際に隊長機として搭乗していたF-18の塗装をF-15Jに描いています。パイロットの名前も、「CAPT PETE MITCHELL "MAVERICK"」。

AVIREXも映画とライセンス契約やスポンサードを結んでいることから、実際、映画でトム・クルーズが着用しているG-1 TOPGUNとCWU 36-P"VX-31"を始め、B-3 TOPGUN、TOPGUN MAVERICK MESH CAPを中心に販売しました。
G-1 TOPGUNとCWUは現在、品切れ状態ですが、何とか皆さまのご理解で今回、持って行くことができました。

AVIREXはブランドとして長きに渡って飛行機好きのファンの皆さまに支えられてきただけあって、自衛隊員の方や全国各地から来られたお客様に温かく迎えられて、大いに盛り上がりました。
当日は35℃を超える猛暑でしたが、レザーのG-1もナイロンのCWUも、B-3のムートンまでお買い上げいただき、驚きと感謝と感動でいっぱいのイベントでした。
AVIREXの関西店舗の顧客の方もかなりいらっしゃり、「AVIREXが出店するとネットで見たから来た」と言う若いお客様もいて、さらにAVIREXのTOPGUN MAVERICKとのライセンス商品を着用している方たちも数名見かけて、本当に有難かったです。

例年は12万人が来場するところ、今年は半分の6万人でしたが、帰りのシャトルバスへは長蛇の列。小松駅でも入場規制が実施され、さらに、午後からは台風の影響を受け、鉄道は運休や遅延が続出という困難もあり、早朝から夜遅くまでパニックの1日でしたが、お客様ともたくさんお話が出来て、初参加の航空祭イベントはとても楽しかったです。
11月、12月と全国の航空自衛隊基地での航空祭がありますので、それにも続けて参加したいと思います。 AVIREXのフライトジャケットのアイデンティティは永遠に不滅です!




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